派遣労務管理

Labor management
                    

派遣労務管理の難しい関係性

通常の労務管理であれば「会社」と「労働者」の二者間の関係に限られ、実際の就業場所も同一です。派遣ではこれに「派遣先」が加わり三者間の関係となり就業場所も異なります。つまり、多面的な関係の中で、実際に働いている姿を見ることなく労務管理を行わなければなりません。

就業規則等、スタッフに適用されるルールはスタッフと雇用関係にある派遣会社が定めなければなりません。しかし実際の就業場所は派遣先内のため、派遣先にも労働時間管理などについて応分の責任が法令により定められています。

派遣労務管理は「派遣先」労務管理

一般に労働法の世界では「労使対等の原則」に反して会社側が労働者より優位な立場にあることが問題とされていますが、これが派遣では、派遣会社よりも優位な立場に「派遣先」が位置しています。

職場でのハラスメント等問題の根本原因が派遣先にある場合、派遣会社の立場からは「お客様」に意見するのは難しいでしょう。しかし問題を放置してしまっては大きな労働争議に発展する危険性があります。そうなると派遣先にも直接的に影響をおよぼすため、問題を共通認識し双方が早期に対応することが肝心です。

派遣労務管理のポイント

労務問題は発生させないことが一番大切です。日頃のスタッフ教育、気になるスタッフへのフォロー等、問題を未然に防ぐ管理システムと、早期対応を含めた派遣先との協力関係が大事です。

  • 問題発生を未然に防ぐ体制
  • 早期対応
  • 派遣先との協力関係